雪解け春のお庭メンテナンス
今回は、雪の多い北海道で経験してきた、
積雪がある地域で、宿根草がぐーんと元気に成長する
春先のお手入れのコツをご紹介しますね!
(寒い地域のお手入れTIPSです)
まず最初に、
地面がじめじめしていて、土が柔らかい状況では作業がしにくいので、
地面が乾くまでちょっと待ちましょう。
雪が溶けて、地面が乾いて落ち着いてきたら…
1. まず、現状確認
植えた宿根草の芽が出ているか、
地上部の葉っぱが生きているか、
寒さで根が浮き上がっていないか、確認します。
2. 株の状態をチェック
もし寒さで根が浮き上がっていたら
優しく、浮き上がっている株や根っこを
地面と同じ高さに戻します。
根っこが浮き上がったままだと、
せっかく越冬しても、その後根が乾燥して、
育たないことがよくあります。
3. 株元をそっと抑える
すでに芽が出ているものがあったら
芽をつぶさないように気を付けて。
4. 品種によっては、芽出しが遅い子も
セダムネオンのように芽出しが遅い品種もありますので、
芽が出ていなくても、初夏くらいまでは
芽が出るか、のんびり様子を見てあげましょう。
積雪がありとても寒い地域では、
昨年秋に植えたものでなく、もっと前に植えたものでも
寒さで根や株が 浮いてしまうことがあります。
そんなときは、株元を抑えて
株元を地面の高さに近いところまで、抑えこんでおくとよいです。
場合によっては、株が充実していて、
株元を足で踏んでも大丈夫な場合もありますよ。
沢山植えこんだものがあるお庭であれば、
手抜きで足で踏んでもよいでしょう(秘密!^^
でもあくまでも優しく、新芽をつぶさないように気を付けて。
なので、作業は新芽が出る前のほうが
かわいい芽をつぶさないか、気を付けなくてよくて楽ちんですよ!
春先のちょっとした優しいお手入れで、
雪解け後は地味な姿でも、
成長した姿は予想もつかない華やかさになります。
これからお庭の変化が楽しい時期になりますね♡